発達障害を肯定的に捉える知識をシリーズで書いています。
今日は、第2回目 「国が変われば、こんなに違う」です。
【イギリス】
パンパカパーン♪
おめでとうございます。
あなたのお子さまは発達障害で~す!
これ本当に、イギリスで診断された方が、医者から言われたコトバなんです。
「○○な素晴らしい特性をお持ちです。でも、□□なトコロは気を付けて下さいね」な感じです。
【アメリカ】
発達障害の一つの特徴に、感覚が定型発達の子とは違う事があります。
アメリカでは、こんな特性の事を「障害」ではなく「スペシャル」と言います。
他にも
「ギフテッド」という言葉は、
「特別な才能を、生まれつき神からもらっている子ども」という意味です。
発達障害の子の中には、ギフテッドと呼ばれる特別な才能を持つ子どもが多くいます。
いい表現ですね~♪
セカイは、自分の思考でできていますから、自分の解釈(捉え方・表現)次第でいかようにも変わります。
日本の民族性の話になりますが…
日本は、同調圧力の強さと自尊感情の低さがはびこる国です。
「みんなが同じになろうよ!」という同調圧力。
と
「自分を大切にし、自分の主張に自信がなくたって言っても大丈夫、自分はかけがえのない存在だから!」という自尊感情の低さ。
「できることなら、診断を受けたくない」と、つい拒否反応が出るのは、日本にはびこる、この二つの民族性からではないでしょうか。
周囲と違いがあることを、受け入れたくない…できるだけ、普通でいたい…みたいな。
親がまず戦う(理解す)べきは、この日本の特殊な空気感のような気がします。
アメリカ人は、自尊感情をとても大事にしながら子育てをし、同調圧力と戦っています。
(詳しくは、鴻上尚史さんが分かりやすく説明してくれています)
さすが、自由の国ですね!
どうぞ
「うちの子、スペシャルだわ~」
と感動しながら、日々を過ごしてください。
成熟した日本になることを祈って。