日本は古代、神の国でした。
「神の住む場所」と「人間の住む場所」は明確に分けられていて、
その境界線が「鳥居」でした。
鳥居は、神に会うための「門」であり、ここから先は神聖な場所という「結界」でもあります。
日本にはその「結界」の文化が、今も残っています。
以前、ポイ捨てを減らす対策として、「鳥居」を設置して、効果があるというニュースがありました。
日本人の心の深くに、鳥居を見ると「悪い物を持ち込めない」という心理が働くのでしょう。
それは、知らず知らず感じている、日本人の結界文化ではないでしょうか?
では、「人間の住む場所」で、
結界を張りたい時ってありますよね(笑)
この人のマイナスエネルギーいらないな~
とか
この人、都合よく私をこき使う…
とか。
このブログを読んで下さる方は、繊細な方が多いので
繊細な人ほど、相手との境界線が薄くなってしまいます。
何もしなくても、見るだけで、聞くだけで、色んなものを感じ取ってしまうから。
そんな時、
自分の境界線を強くするには!?
自分に結界を張るには!?
どうすればいいか?
それはね
念仏を唱えることでも
お香を焚くことでも
プラス思考でいることでも
アセンションすることでもなく…
(もちろん、少しは効果があると思いますが)
勇気をもって断ることです。
自分が少し頑張れば済むことだから、引き受けてあげる
コレしてあげた方が、気持ちいいから。清いことだから。
みんながやってるんなら、私も…
優しいあなたは
本当の自分の気持ちを見ないフリして
安請負していませんか?
ぜひ、いろんな断わり方を習得してください。
断り方=技術+勇気
と私の心理学専門の師匠が言ってました。
断るための話術=納得感
納得のいく説明を考えるようにしてください。
充分な理由を、丁寧に説明する事を心がけてください。
そこに、あなたの「勇気」も同席させてくださいね。
3、4回、相手に「いいよ!」という姿勢でいると
だんだん、「それはできない」と主張しづらくなります。
人は、本能的に自分の言動に一貫性を維持したがる生き物なんです。
だから、
小さい「No!」から、少しずつ始めていくのがコツです。
私、Noって言っても、大丈夫なんだ
信頼関係、崩れないんだ
ということに気が付いてきます。
そして、おいしいことに、
周りからのあなたの価値が、上がることもあります。
あなたの大切なリソースを奪おうとしていたのね
と気付かせることになりますから。
そうすると、
だんだん、他人との境界線が強くなってきます。
見事、結界が張れてきます。
おめでとうございます。
あなたが輝く世界になりますように、心を込めて。