「私の子が、発達障害なんてわけがない!!」
「勉強できる方だし、みんなと一緒に過ごせるし、障害者と一緒にしないで!」
発達障害のことを理解している人は、それが、大したことじゃないことを知っているから、気軽に話せるのですが、
時々、発達障害に強い拒否感をお持ちの方がいらっしゃいます。
日々、セッションをしている私から見れば、
元々、人間って
こんなにバラエティに富んでいるのに。
「あなた違いがあるんだよ」という診断名を受け入れるのに
どうして、そんなに強いブロックがあるんだろう??
と不思議に思うことがあります。
正直、診断名は、あってもなくても変わらないと思います。
ただ、その違いのせいで、生活に支障が出る時があります。
調子のいい時や、周りの理解がある時は、問題ないですが
少しストレスがかかると、一気に心身を苦しめる事があります。
「こうやりたい」
「こうでないとだめ」
「こうしない人が許せない」
と、自分の尺度を、極度に周りに押し付けて
なじめなくなったり。
積み重なって、自分でも分からないうちに、自分を苦しめてしまいます。
そういう時のために、診断名があると
周囲に助けを求めやすいです。
あなたが思う以上に、日本の行政サービスは充実しています。
自分ひとりで頑張らなくても、県も市も小学校も保育所も助けてくれます。
でも、助けるためには、基準が必要です。
(障害者差別解消法に発達障害も入りましたが、学校など公共機関に配慮を求めるには、まずは保護者が求めることで、初めて学校は動けます。←ココも大事!)
そのため、診断名を持っていると、
子どもを守ることができるんです。
(「誰でも診断名を取った方がいい」という意味合いではなく、「周囲から見ると困って見えるのに、発達障害をブロックせずに、関連する知識を得てほしい!」という想いで書いています。)
いらないブロックは捨てちゃいましょ~!
ブロックを捨てても
自分が思うほど、世の中は変わりません。
そして
自分が思う以上に、楽になります♪
知識が優しさになりますように。
シリーズで、私が発達障害を肯定的に捉えれた知識を書いてみようと思います。
- 発達障害は、ただの「時代病」です。
- 国が変われば、こんなに違う
- 意外と周りにたくさんいるよ~
- 感覚を知れ!!
- 優位特性がおもしろい♪